瑞牆山、金峰山 平成24年6月10日ー11日 曇り、翌日は晴れのち曇り TOP BACK
コースタイム
6月10日 みずがき山荘10:15〜11:00富士見平12:30〜14:10瑞牆山14:20〜15:50富士見平
6月11日 富士見平5:00〜8:30金峰山8:50〜12:40みずがき山荘
6月10日 お天気が安定しません、3日前の晴れマークも消えて雨に変わったりする。天気が良かったら燧ヶ岳に行ってみたいと思ったが中止した。手軽に行ける瑞牆山、金峰山に行くことにした。韮崎まで往復キップを買うと200kmを超えて30%割引が利用できるのもこの山行の決め手です。韮崎駅に8時半到着です。8時50分発のみずがき山荘へのバスを待つと、まえに並んでいた2人がタクシーが8000円で行くので、4人で乗るとバス代と同じで時間も早くつくことができると誘われた。 急ぐ旅でもなくバスが何処を回るのかも興味があったのでお断りした。他の2人を誘ってタクシーに乗って行きました。 このバスは意外とお客が多く、立つ人が出るほどでした。それもハイジの村で半分は降りた。増富ラジウム温泉では帰りのバスを待つ登山者が数人並んでいた。 終点のみずがき山荘につくと人、人、人と賑やかなこと、さすがに100名山の2座の登山口です。団体さんが多いのも目立ちます。 テント泊のザックを背負い、40分ほど歩き、水場を過ぎるとすぐに富士見小屋の建つ富士見平に着く。 小屋で受付をする、一張り1000円、トイレ使用料も含まれているがとちょっと高い気がする。 ミズナラの立ち並ぶ雰囲気が良いところで昨日とまった人のテントもいくつか見られる。水場に近く、登山道から外れた一画に設営をした。時間には余裕があるのでノンビリと昼食を済ませてから瑞牆山に向かった。 以前に来たときより道が整備されたようで歩きやすい。しかし、登山者が多いため山の静けさは全くありません。山頂直下の岩場はルートが錯綜しているが、これも登山者が多いためだろう。切り立った岸壁が見え出すと山頂です。狭い岩場には休憩中の人でいっぱいです。曇りのため展望はできません。前の垂直岩峰に取り付くクライマーが目立っていました。岩場に咲く石楠花を写真にとってすぐに下山しました。 5時を過ぎるとあれほど多かった登山者もいなくなりテン場は静かな広場になった。ほかに一張りが今日の泊まりです。焼酎のお湯割りをチビ、チビと飲む、日も落ちて薄暗くなり、人恋しくなるのでした。山仲間3人に電話をしてみたが松井さんだけに通じた。 今日の焼酎は43度と強烈だが飲みやすくつい飲みすぎてしまった。テン場がやや傾斜していたのか飲みすぎたためか快眠とはいかなかった。 |
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6月11日 朝の目覚めも悪く、頭痛がする。調子に乗って焼酎を飲みすぎたようだ。テントはこのままにして必要な物だけをザックにつめて出発した。登山道は良く、大日小屋までは快適な道ですが頭が重くすっきりしない。大日小屋の水場で歯磨きをしていた人と挨拶をするとテント泊の人でした。 ここから大日岩まで急登でした。大日岩で振り返ると南アルプスと八ヶ岳が良く見えています。今回、ここの展望が一番でした。この後はガスが出てきて、だめでした。 大日岩で朝食休憩をした。樹林帯を抜けて森林限界の岩場に出るとこの山の雰囲気は一転して北アルプスの岩陵を思わせる道になる。 鋸状の岩陵帯の先には金峰山の目印となる五丈岩が見える。東側の切れ落ちた岸壁を次々とガスが立ち上ってきては陵線で消える。反対側はなだらかなハイマツ帯の緑一色が広がる、白く盛り上がるガスと緑の斜面が岩陵ではっきりと区切りを見せてくれ良い感じです。展望はないがダイナミックな風景です。 頂上に近づくに従いガスは岩陵を乗り越えるようになった。 金峰山小屋の分岐で下山者に会った。小屋に泊まったそうで一人だけだったようです。朝は山頂で富士山がきれいに見えたと話してくれました。 五丈岩も裏側から見ると写真で見るのと感じちがって見える。山頂まで行って写真をとってから五丈岩の広場で休憩をした。 時々ガスの切れ間があるが展望は全くありません。そのうちに霧雨も降ってきた。 これ以上長居をしても天気は好くなり荘もないので下山した。来た道を下る。樹林帯に入ると蒸し暑くなった。大日小屋には今朝のテントがまだあるので金峰山に登っているのだろう。 小屋からは快適道で富士見平に着いた。ここまで来るといくらか日が差してきた。 テントを撤収して水場で顔を洗って、みずがき山荘に降りた。うまい具合に12時55分のバスに間に合った。ほっとして ザックを下ろしたときデジカメを落とし岩にぶつけてしまった。このため記録されていたファイルがすべて消失するという事件が起きてしまった。 ショックです。カメラを入れたポーチのチャックを閉め忘れたのでした。 意気消沈、増富ラジウム温泉に立ち寄る気持ちも消えてそのまま帰宅しました
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